私は現在、小学生の子供の育児している専業主婦です。
専業主婦になる前は、週5でパート勤務の仕事をしていましたが、
「子供ともっと一緒に居たい」
「常に何かに追われてイライラする状態が続いてしまった」
「自己嫌悪の悪循環の沼にはまっていた」
などの理由から専業主婦になりました。
しかし、私の母もずっと仕事していたり、身の回りに専業主婦がおらず、最初は専業主婦のイメージがうまく湧いてこず、不安になることもありました。
この記事では、私の体験談をもとに
・専業主婦のメリット・デメリット
・専業主婦の生活の様子
・専業主婦になるまでにやって良かったこと・工夫していること
などを紹介します。
専業主婦になろうか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
専業主婦のメリット・デメリット
メリット

専業主婦になって感じるメリットは、
・時間が自由に使える
・苦手な人間関係などから解放される
・自分のペースで暮らせるようになる
・子供に「安心する」と言われるようになった
・学校行事に参加しやすい
・手作り料理・手作りお菓子を積極的に作るようになった
などがあります。
今まで仕事と育児と時間に追われる生活をして、仕事の人間関係に悩むこともありました。
ですが、専業主婦になってからはイライラが減り、自分の暮らしやすいペースを作ることが出来るようになりました。
自分の稼ぎで生活していないので、当然極力節約を心がけるため外食は減りましたが、なんでも手作りに挑戦するようになり、家族や家にいる時間を大切にできるようになりました。
何よりも、子供に「安心する」と言われたときは、専業主婦を選んでよかった瞬間でした。
我が家は小学校から少し離れているので、小学校の近くまでお迎えに行っています。
晴れの日は基本的には徒歩でお迎えに行くのですが、登り坂や平坦な道など歩いてお迎えに行くと、小さな発見などを楽しめるようになります。
歩道橋に木の芽が出ていたり、四季の移ろいや香りを感じることも♪
我が子と合流するとおしゃべりタイムがはじまります。
今日あった出来事や給食の事、週末何がしたいかとか図書室で見つけた面白い本についてなど色々な話をしてくれる我が家にとってはとても大切な時間を過ごしています。
ただ、私の場合は、子どもの為に専業主婦になったというよりは、私自身が後悔しないように専業主婦になろう!と思いました。
私の両親は共働きで私自身がさみしいと思うことは少なかったのですが、私自身、子供と一緒にいる時間を大切にしたいという気持ちが強く、専業主婦になり、実際に専業主婦になってみると私は専業主婦が合っていると実感しています。
年上の友人や母などと話している時に後悔したことでよく耳にしていたのが『子どもの時、もう少し子供の近くにいてあげたかった』という言葉が今でも心に残っているので、私自身が後悔したくない気持ちがあります。
デメリット

専業主婦になって感じたデメリットは、
- 収入面で不安になることがある
- 再就職する時、仕事していない期間がマイナスになる不安
- 世間から置いていかれる感覚がある
- 何かしたい時には夫に確認する
などです。
専業主婦だとしても、家事・洗濯など忙しい毎日を過ごしているため、負い目を感じる必要はないのかもしれませんが、夫との話し合いが必須です。
専業主婦になる前に、事前に夫婦で話し合ったり、お互いの意見が違う時・課題が出た時はその都度夫婦で解決する根気が必要だと思います。
自分ひとりでは決められないことが多いのは、人によってはデメリットになるかもしれません。
専業主婦になるまでにやって良かったこと・工夫していること

節約を楽しむことを心がける
専業主婦になるまで、「節約=苦しい」と思っていましたが、とお金を使う時のメリハリをつけて節約を楽しめるようになりました。
夜は早めにご飯やお風呂を終らせたり、日中にソーラーパネルで充電していたランタンを使ったりして節約を楽しむようになりました。
お陰で生活のリズムが整うようになりました。
家族で定期的に会議を行う
以前は夫も私も忙しくクタクタな毎日。
大切な話は後回しにすることが多かったのですが、専業主婦を目指すにあたり家族で1カ月に1度、生活の流れややりたい事などについて話し合う時間を作るようになりました。
ライフプランを作ることで夫の考えをよく聞ける機会も増え、タイムバケットも作って家族のやりたい事をリストアップするようにしています。
自分ひとりで頑張るのではなく、家族がチームとなって生活について考えるので、色々なアイデアや考え方などがでて、楽しい時間が増えました。
みんなで同じ方向をみるので家事などもスムーズになりました。
子供の教育の軸を話し合う
以前は漠然と、私立の中学に入るの、大学卒業までの費用などに不安を持っていました。
そのため、「がつがつ働かないといけない」思い、時間に追われる生活をしていました。
世間の情報は参考程度にし、我が家の教育の軸を作ることにしました。
- しっかりと自分の足で人生を歩んで欲しい
- 不安定な世の中を生きる力をつけて欲しい
- 自分の軸をもって生きて行って欲しい
が我が家の最終目標になりました。
そのために今は色々なモノをみたり体験したりが必要だなと思うようになり、私立中学の受験は我が家には不要だなと家族で話し合い決まりました。
専業主婦だと何かとお金の面で不安になりがちですが、専業主婦だとしても子供の教育方針も夫婦で話しておくと気持ちの面でも安心できました。
断捨離
私が仕事をしていた時は、家の中は不要なものに溢れていて、家の居心地が悪いため、週末はお出かけばかりして外食したりと浪費を繰り返していました。
私が専業主婦になったことで断捨離が定着し、家の暮らしがシンプルになりました。
専業主婦ならではのスキルも身に付き、私自身を含め、家族にとって生活のしやすい家になるように工夫しています。
まとめ
この記事では、専業主婦のメリットやデメリット、実際に私の実体験を紹介しました。
専業主婦になるにあたり、家族で何度も話し合い、節約生活も定着し、専業主婦の暮らしが楽しくなりました。
専業主婦ですが、家庭菜園で野菜を作ったり、親子でおやつを作ったり、読書をしたり毎日忙しく充実した日々を過ごしています。
いつ仕事復帰するかはわかりませんが、『今』を大切にし専業主婦の暮らしを思いっきり楽しもうと思います。